消えること

 ソーシャルネット隆盛(といってもピークはとうに越えた感があるが)の現代にあっては、そのサービスから抜けると、急に消息が途絶えたような感じになる。
 
 たとえ、リアルで深く関わっていた人間でさえ、サービスから抜けることで存在感を急に失うのだ。
 
 抜けた人間に対して、こちらは喪失感に似た感覚をおぼえることになる。文字の端々から感じ取っていた息遣いや表情が、急に眼の前から消える。
 
 それはリアルな世界からすると、かなりキモチワルい現象だよなあ。
 
 いつのまにか、自分がそんな精神構造になっていることに、吐き気がするくらいの気持ち悪さを感じるのよ。
 
 
 さあこれからどこへいこう。不機嫌な空は、雨模様、、、なのです。
  
 
 という今日のキュン盤です。 金延幸子 空はふきげん